マテリアルズインフォマティクスの特許
研究開発の成果を事業に結びつけるためには、発明を効果的に特許として権利化することが欠かせません。本書は、実際に登録された特許の事例をもとに、研究者・知財技術者が実務的に活用できる「特許化のプロセス」を学べるケーススタディ集です。拒絶理由の解消や審査対応の工夫を具体例で紹介し、研究成果を価値ある知財へとつなげる実践的なスキルアップを図ることができます。
本書の特徴
材料科学とデータサイエンスを融合させ、AIや機械学習を用いて材料開発を効率化するアプローチ「マテリアルズインフォマティクス」を取り上げます。
本書は約25件の登録特許を取り上げ、審査過程における請求項を整理。審査官からの拒絶を克服した実例を中心に掲載しています。さらに、出願時のクレームと登録特許クレームの対比や研究者への示唆も収録。どのような経過を経て、権利化を工夫したかが一望できる構成です。
ポイント
- 拒絶理由解消の工夫を事例化
- 特許化工夫した20-30件を選んで掲載
- クレーム比較や一覧性を重視したレイアウト
発明は、特許出願後、特許庁の審査を経て権利化されます。特許庁の審査過程では、すんなり権利化されることは少なく、特許庁からの拒絶理由通知を受け、それに対して補正書・意見書を提出し、拒絶理由が解消されることで権利化されることが多いです。審査過程における、特許庁との権利化のためのやり取りを学ぶことは、自社出願の権利化を推進する上で役に立ちます。
目次
Ⅰ.本シリーズの特徴
Ⅱ.マテリアルズインフォマティクスの概要
Ⅲ.マテリアルズインフォマティクスの特許化事例 25件
技術者が学ぶべきは「特許制度」ではなく自分の発明を主張するための「論理的表現力」
研究開発では「新しい技術を作ること」だけでは十分ではありません。
- その技術をどのような請求項で表現するか
- 拒絶に対してどこを補正するか
これによって権利化と取得特許の強さは大きく変わります。
本書では「何が拒絶され」「なぜ拒絶され」「どのように補正すると登録になるのか」を実例を通して具体的に学べます。
こんな人におすすめ
- R&D技術者/初めて出願する発明者 (提案書作成・出願前検討に)
- 技術リーダー/技術企画・管理職 (競合他社特許の権利分析に)
- 知財担当者/知財教育担当者(研究者との対話・社内研修用に)
お客様の声
- 技術者の発想を権利化へつなげられるヒントが得られる
- 知財担当者と研究者のコミュニケーションが円滑になり、認識合わせに役立つ
- クレームの変化や拒絶理由が一枚絵で可視化されているため、全体像を直感的に把握できる
- 研究者への示唆が得られ、今後の研究開発に役立つ
