出版社 | 総合技研株式会社 |
出版年月 | 2024年12月 |
総合技研「2025年版 次世代自動車における技術革新と部品の変化」は次世代自動車のパワートレイン、アクセル、ブレーキ、ステアリング、その他システム・部品の変化と技術を調査・分析しています。また主要市場の2040年までの予測結果も掲載しています。
当レポートについて
自動車業界においてもカーボンニュートラルが現在の最重要課題としてあがっており、パワートレインの電動化が急加速、EVなど電動化車両の市場がこの先も急拡大していく方向にあります。またパワートレインの電動化にともないブレーキシステムも大きく変容しようとしています。
パワートレインの電動化と並行して自動運転に象徴される様にステアリングシステムの高機能化が進展、パワートレインの電動化と自動運転化の2つがキーテクノロジーとなり、完成車と部品・システムは大きく変容しようとしています。その変化は自動車業界がこれまでに経験したことのない速さと大きさで進もうとしています。当資料は今後、自動車と自動車業界(完成車・部品メーカー)に起こる変化に焦点をあてて調査分析を試みたものです。
調査項目
Ⅰ.カーボンニュートラルが及ぼすパワートレイン用部品の変化
1.各国のカーボンニュートラルに向けた取り組み
2.主要カーメーカーにおけるカーボンニュートラルへの対応
3.完成車のパワートレイン種類別市場規模予測
4.パワートレインの電動化にともない変化・追加される基幹部品の市場規模
- バッテリー・バッテリーマネジメントシステム
- パワートレイン用モータ&ジェネレータ
- PCU(パワーコントロールユニット)
- インバータ、DC/DCコンバーター、冷却システム
- トランスミッション・イーアクスル(e-Axle)
5.補機類など周辺部品と市場規模
- ブレーキブースタ
- 電動ウォーターポンプ
- 電動コンプレッサ
- 電気発熱ヒーター
6.次世代エンジン開発動向
7.電気自動車により不要となるまたは影響を受ける主な部品の現状と納入マップ
Ⅱ.ステアリング、ブレーキ、スロットル、カーエアコンシステムにおける技術革新と部品の変化
1.ステアリングの電動化・自動操舵化と市場規模
- パワーステアリング種類別市場規模・部品動向
- ステアバイワイヤ搭載車動向
- ステアリングのバイワイヤ化に伴う部品動向
- アクティブステアリング市場規模・搭載率動向
- ステアバイワイヤ用部品の納入マップ
2.ブレーキシステムの脱油圧・電動化・自動化と市場規模
- 自動ブレーキ主要搭載車と市場規模
- 現在のEHB・EMB実用化状況、搭載車動向
- ブレーキの電動化に伴う部品動向
- EHBの用途(回生協調/電子ブレーキ)別市場規模
- EHB用部品の納入マップ
3.アクセルの電動化と市場規模
- 電子スロットル(スロットルバイワイヤ)の市場規模と部品の変化
- 電子スロットルの納入マップ
4.パーキングブレーキシステムの電動化と市場規模
5.カーエアコンシステムの電動化と市場規模
Ⅲ.自動運転システムの市場予測
1.自動運転システムの実用化に向けたロードマップ
2.自動運転システムの自動化レベル別市場規模
3.自動運転システムの要素技術と重点開発項目
調査対象先
- カーメーカー全般
- 主要自動車部品メーカー
- 官公庁、各関連研究機関
調査対象品目
<システム>
- EV・PHV・HEV・FCV用電動パワートレインシステム
- ステアリング
- フットブレーキ
- パーキングブレーキ
- アクセル(スロットル)
- その他システム
- 冷暖房システム
- 照明(ヘッドライトなど外装系、内装系)
- 自動運転システム
<関連部品>
- 電動パワートレイン用部品
- 駆動用モータ&ジェネレータ
- バッテリー
- BMC
- インバータ
- 昇圧コンバータ
- DC/DCコンバータ
- IGBT
- メインバッテリー
- 冷却系部品(モータ、インバータ、コンバータ、メインバッテリー)
- トランスミッション
- e-Axle,
- ブレーキ・ステアリング・パーキングブレーキ・アクセル系部品
- アクチュエータ(油圧/電動油圧/電動)
- ECU
- センサ
- その他
- 電動コンプレッサ
- 電動ウォーターポンプ
- 電動オイルポンプ
- ヒートポンプ
- ヒータ
- LEDなど