出版社 | CMCリサーチ |
出版年月 | 2025年1月 |

本書の特徴
- 様々な視点でCMO/CDMOに委託しにくい背景を調査! 製薬会社にとっての利点は?
- mRNA医薬の創製で求められる要素、課題、ターゲティングする送達技術とは?
- エクソソームの利点、応用分野は? 改変型を手掛ける企業の技術戦略をリサーチ!
- CHO細胞を利用した抗体医薬の受託製造タイプの企業のビジネスモデルを探った!
- ADC(抗体薬物複合体)を研究開発する企業、抗体医薬品の連続生産の特徴とは?
- リポソーム、エクソソーム、ADC、LNPなどの送達技術の特徴、業界動向を取材!
- 2030年の医薬品市場は、●億円、及びCDMOの市場は、●億円と成長していく!
本書の構成
第Ⅰ編 医薬品開発
第Ⅱ編 CDMO(医薬品開発製造受託機関)
第Ⅲ編 送達技術
刊行にあたって
「ペプチド医薬」」「核酸医薬」「mRNA医薬」「抗体医薬」の研究開発が盛んで、新薬候補が多くみられる。
市場規模の大きい抗体医薬品はアミノ酸が多数繋がったタンパク質だが、分子量が大きいため、製造コストが高くなることが難点である。また、分子量が大きいことで脳組織などへの薬剤の運搬にも課題が残る。こうした課題を克服できる物質として、ペプチド医薬品や核酸医薬品が注目される。高分子の抗体医薬品と従来の低分子医薬品との中間の分子量を持ち「中分子医薬品」とも呼ばれる。
近年、製薬業界では水平分業が進んでおり、これを追い風にCROやCDMOのマーケットは大きく拡大している。グローバルでは、Lonza(スイス)、WuXi Biologics(中国)、Samsung Biologics(韓国)などの大手のCRO・CDMOがひしめき合っている。各社はCROとCDMOを組み合わせたCRDMOとして事業を展開として特長を出している。